“世界のどんな場所に生まれても”

Class for Everyoneの原点は、フィリピンのスラム街で一人の少女と出会ったことにあります。家の外の縁石で一所懸命に勉強している少女を見た時に、「何故こんなところで勉強しているの?」と聞いたら彼女は「家の中の電気が使えなくて暗いから外で勉強しているんだよ」と当たり前のように言いました。

広い世界の中では当たり前の風景の1つですが、日本からすれば考えられない世界がそこにありました。彼女がもし、もっと自由に好きなことを勉強できる環境に生まれていたら、いったいどんなことに熱中するんだろう。その時に、「途上国の子どもたちに様々な世界を見せたい」という想いを抱きました。そして、子ども達が自分の可能性に気が付き、それに自ら光を当て続けられるために必要なことは何かを考えた時に、インターネットと教育の親和性に可能性を感じました。

まずは日本で使われていないデバイスがたくさんあることに着眼し、これを途上国で活用できる仕組み作りを始めました。この活動がアジアやアフリカを中心に多くの国に広がり、次はデバイスを使うための電気がない場所に出会いました。ソーラーパネルも日本で余っていたので、次にこれを使ってオフグリッド電源を作る活動を始めました。そして今は、電気やその他のインフラが整備されていない山の上など遠隔地に住んでいる子ども達に出会い、移動図書館車を走らせています。全ては世界中の子ども達に教育機会が行き届くために。それがClass for Everyoneが抱き続けている想いです。

教育とは人間が自分の可能性を追求するために必要なものであり、その結集が社会を回すためのエンジンになると考えています。20世紀までにはその基礎として読み書き能力があり、21世紀以降はそれに加えICTスキルが求められるでしょう。だからこそ、ITやデバイスを活用し、誰もが学ぶ楽しさに出会える世界をClass for Everyoneを通じて多くの人と実現したいと思います。

特定非営利活動法人Class for Everyone
代表理事
高濱宏至

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