リユース
から
まなびをつくる

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  2. 代表挨拶

世界のどんな場所に生まれたとしても

「子どもに良い教育機会を与えてあげたい」
親になったら誰もが思うことだと思います。
実際にどの国でも多くの親たちがそう願い、
日々を一所懸命生きている姿を見てきました。

団体を創設以来、一貫してやり続けてきたことは
子ども達にとって良い教育環境を創ることでした。
しかし、時代の変化やそれに基づく価値観の変化も
あり、事業方法は10年くらいを目途に変えていく
必要性があるのではないかと感じています。

これまでの10年で何を考えてきたか
私たちの活動にそれが表れていると思います。

これからの10年をどう考えているのか
私たちがこれから創るものにそれを込めていきます。

Class for Everyone
代表理事 高濱 宏至

2020年まで & 2030年へと

「先進国と途上国」
「都市と地方」
平等な教育を創る
2012~20年

Class for Everyoneの原点は、フィリピンのスラム街で一人の少女と出会ったことにあります。家の外の縁石で一所懸命に勉強している少女を見た時に、「何故こんなところで勉強しているの?」と聞いたら彼女は「家の中の電気が使えなくて暗いから外で勉強しているんだよ」と当たり前のように言いました。

広い世界の中では当たり前の風景の1つですが、日本からすれば考えられない世界がそこにありました。彼女がもし、もっと自由に好きなことを勉強できる環境に生まれていたら、いったいどんなことに熱中するんだろう。その時に、「途上国の子どもたちに様々な世界を見せたい」という想いを抱きました。そして、子ども達が自分の可能性に気が付き、それに自ら光を当て続けられるために必要なことは何かを考えた時に、インターネットと教育の親和性に可能性を感じました。

まずは日本で使われていないデバイスがたくさんあることに着眼し、これを途上国で活用できる仕組み作りを始めました。この活動がアジアやアフリカを中心に多くの国に広がり、次はデバイスを使うための電気がない場所に出会いました。ソーラーパネルも日本で余っていたので、次にこれを使ってオフグリッド電源を作る活動を始めました。そして今は、電気やその他のインフラが整備されていない山の上など遠隔地に住んでいる子ども達に出会い、移動図書館車を走らせています。全ては世界中の子ども達に教育機会が行き届くために、2012年から2020年まで活動をずっと続けてきました。

国境や世代を越えて
リユースを軸に
循環する教育を創る
2021~30年

約8年に渡る活動で、様々な国の現状を見てきました。その中で「先進国と途上国」という切り口に違和感を持ち始め、これに変わる考え方を持てるようになりたいと思うようになりました。1つのきっかけは2016年より国内の拠点をより地方に移したこと、そして世界的にも持続可能な開発目標(SDGs)が掲げられ、循環型の仕組みというものをどの分野でも創っていく必要があるのではないかと考えるようになりました。

幸いにも、これまでにずっと続けていた事業の根本がリユースだったこともあり、循環型の活動をしているという意識は持っていました。これからの10年で考えていきたいことは、リユースするモノの価値、リユースすることの価値、そしてリユースしたモノを活用する3つの価値を高めていき、それらを「教育」というキーワードに結び付けて循環する仕組みを作り回していくということです。

そして、リユースともう1つ大切にしたいものがアートになります。この2つを組み合わせることにより、0から1を生み出すと共に、それを唯一無二の存在にまで昇華させることが可能だと考えています。アートについては、団体の拠点にしている場所が芸術村として名高いこともあり、地域に住む様々なアーティストから学び活動に繋げていきたいと思います。そして、2030年までの持続可能な開発目標にも寄与していくことを目指します。