シスコシステムズ合同会社様にて、新卒研修ワークショップを開催しました

世界最大のコンピュータネットワーク機器メーカーでもあるシスコシステムズ合同会社(CISCO)にて、新人の方々向けに2回のワークショップを担当させていただきました。

1回目は以前からやっているパソコンのセットアップなのですが、こちらは6月に40台のデスクトップパソコンをリユースし、パプアニューギニアに届けるという作業を研修として実施しました。エンジニアと営業で構成されたグループで、パソコンの中身を開けたりインストール作業をする中で、お互いの特技を確認しながらCSRという切り口も考えてもらうきっかけとなりました。

 

“電気をつくる”体験を通して

「電気を自分でつくる」ということは、ほとんどの日本人が体験したことがないのではないでしょうか。日常生活の中で、私たちはスイッチを押したりコンセントに差し込んだりするだけで自由に電気を使える環境に生きています。その環境そのものは素晴らしいことであり、快適な生活の土台にもなっています。

しかし、その大前提が崩れた時に私たちはいったい何ができるでしょうか。家電をはじめ、メーカーが作る製品の多くは電気を使って動きます。優れた製品を作ると同時に、その前提となる電気についても考えるきっかけと実際に作る体験を通し、新しい視座を獲得することができます。

 

自社製品を動かす

自分達で電気を作った上でもう1つ挑戦することが、自社製品をその電気で動かすという体験をしてもらうことです。消費電力についてはどんな製品にも記載がありますが、実際にそれがどれくらいの電力なのかという点について具体的に意識している日本人は少ないと思います。

今回のワークショップでは20Wパネルと20Ahのバッテリーを使いましたが、この仕掛けで作ることのできる電力は240W程度になります。今回はCISCO社のスイッチを動かしましたが、消費電力が40Whの製品だったので単純計算で6時間稼働できることになります。また、テストとして300Whのプロジェクターも動かしましたが、これは48分ほどしか使うことができない計算になります。

東京で大災害が発生し、電気が使えない状況下で自社製品を動かすというシチュエーションで実施しましたが、これを機会に非常事態や非電化地域のことを想像し、新しい視点から製品開発や営業をできる人材になってもらえればと考えています。