あしなが育英会 ウガンダ心塾の紹介

あしなが育英会 ウガンダ心塾は、優秀なアフリカ遺児学生を選出して海外で学んでもらい、サブサハラ地域の世界的な発展に寄与する人材を育成することを目指す学校です。『あしながアフリカ遺児高等教育支援100年構想(以下、100年構想)』のもと、サブサハラ・アフリカ49か国中23か国から集まったアフリカ遺児学生25名を迎え入れてスタディ・キャンプなどを行っており、海外留学からの卒業後は、母国に戻って自国の変化と革新と発展に貢献出来るよう奨学生を多角的に支援していきます。その根っこには、あしなが育英会の使命である、「暖かい心」「広い視野」「行動力」「国際性」を遺児教育支援のモットーに掲げ、すべての遺児への物心両面での支援と教育をとおして、人類社会へ貢献できるボランティア精神に富んだ人材を育成すること、という想いがあります。

 

現地から届いた寄贈の依頼

あしながウガンダ心塾では、ただのアフリカ遺児留学候補生(以下、100年構想生)に受験の為の勉強を教えるだけではなく、たくさんの活動を通して、その名の通り『心の教育』も行います。スタディ・キャンプの目的は、世界中の有名大学への留学の備えと大学への出願を通して、100年構想生を支援することです。しかし、彼らの勉学の成就には、高いレベルのICT運用スキルが必要不可欠となります。高いICT運用スキルを得ることで、進学したい大学への願書提出が可能になり、さらには大学入学後に必要とされるスキルを学ぶことが出来ます。遺児である100年構想生は、貧しい社会経済的なバックグランドを持ち、中には一度もPCに触れることがなかった学生もいます。

 

日本から用意したパソコン

スタンダードチャータード銀行と富士ゼロックス株式会社より寄付いただいたパソコン65台を寄贈しました。2016年8月に日本よりウガンダに送り、2016年9月に現地に届いて授業で活用されています。

 

現地での使用状況について

ウガンダでのスタディ・キャンプでは、海外留学中の生活面における準備サポートも行います。留学中は、異文化ゆえの違いや戸惑いを感じることも多いですが、PCの活用によりたくさんの困難に立ち向かうことが可能になると信じています。スタディ・キャンプでは、下記の4つの使用目的があります;

1.大学への応募
海外の全ての大学では現在、願書出願はオンラインで行われています。学部専攻を調べたり、受験を決めた大学の願書出願をしたりする為にPCを使用します。

2.ビザ申請プロセス
100年構想生の人数は毎年増え続けており、限られた数のPCでは学生のビザ申請の把握が大変難しくなっていました。しかしPCを寄贈して頂いた現在は、100年構想生自身が自分のビザを管理し、必要な時のみの指導が出来ています。

3.リサーチ/ エッセイ
PCを用いた紙を媒体としない教育システムは、ICTの導入により、多くの教材や勉強したい対象・分野へのアクセスを可能にします。勉強をネット上で駆使できる技術は、大変貴重なスキルであり、彼らの大学生活の上で底なしの可能性があるはずです。

4.財政管理
スタディ・キャンプでは、留学中の大学生活における奨学金や生活費などの管理におけるセルフマネジメント特別授業もあります。その上で、PCはエクセルの財政管理書類作成に必要不可欠です。

ウガンダという環境において、学生が必要とする全ての資源を揃えることは大変難しいです。デジタル上でたくさんの学びを得ることの出来るPCの存在のおかげで、情報の伝達が効率的になり、紙資源の減少にもつながっています。また、現在ではPCの使用により、デジタル上での授業体系や宿題が可能となりました。PC使用での教育によって、より学習状況の把握がしやすくなり、メールによるやり取りが可能となりました。

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