Corozal小学校の紹介

The Corozal Church of Christ Primary Schoolは、中南米の小国ベリーズのコロザルという地域にある小学校で、現在のところ210人の生徒が在籍しています。しかし、この学校にはパソコンが少数しかなく、ICT教育をしたいという教員の想いはあるものの現在まで実現してきませんでした。

 

現地から届いた寄贈の依頼

ベリーズでは小学校の後で高校に進学しますが、この際に本格的にパソコンの授業が始まります。その前に、基礎的な技術を身につけさせたいと考えているのですが、小学校では台数も限られており、安定した授業を行うことができていません。今回は、小学校3年生~6年生の96人を対象にITクラスの授業を行いたいと思い、寄贈を打診させていただきました。

学校には11台の机とイスに10台のパソコンが用意されているのですが、1クラスの子ども達に1台ずつ提供するためには全部で25台が必要であり、今回は残りの15台を依頼させていただきました。私たちの学校のモットーは“Educating the mind and Soul”であり、ITの授業はMr. Ricardo先生が行う予定です。

 

日本で用意したパソコン

EMCジャパン株式会社より寄付いただいたパソコン16台を寄贈しました。
2015年7月末に日本よりベリーズに送り、8月に現地のJICAオフィスに届きました。授業には9月より活用されています。

 

現地での使用状況について

Standard3(8才)~Standard6(14才)までを対象に、月~木は2コマ、金は1コマの授業を担当しています。(ベリーズでは留年する生徒も多いため、同学年でも年齢はバラバラです)ほとんどの生徒がパソコンに触るのが初めてのため、電源の入れ方、切り方、マウスの使い方など初歩的なところから教えています。金曜日の授業は、P.S.Eテスト(高校進学のための全国統一テスト)対策として、パソコンを利用しています。

授業では、基礎的な部分は終了し、現在はMicrosoft Wordを利用して授業を進めています。Standard6は、P.S.E(高校進学への統一テスト)のアプリを利用して問題を解いていますが、わからないところはすぐにインターネットで調べることができるので、生徒たちも楽しみながら問題を解いています。また、Standard6には特別にパソコンの貸出しを行い、通常授業でもパソコンを利用して調べたりできるようにしています。日本のように教科書が充実していないので、パソコンを使っての授業はとても有効のようです。放課後はStandard3以上の生徒を対象にコンピュータ室を開放し、生徒はパソコンを使ってゲームをしたり、宿題の調べ物をしたりしています。
JICAの現地業務費を利用し、パソコンを保管するためのキャビネットや授業で利用するマウスを購入し環境が更に整ってきました。授業後は毎回全てのパソコンをそのキャビネットにしまうようにして、砂埃から守っています。この片付け作業は結構大変なのですが、放課後にパソコンを使いたい生徒が積極的に手伝ってくれています。

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