ECOM Secondary Schoolの紹介

ECOM高等学校は、パプアニューギニアで最も小さなマヌス州にある学校であり、現在Grade9~12の男女計500人程度の生徒が通っています。


 

現地から届いた寄贈の依頼

現在、学校では5台のPCが稼働中でそのうち3台はサポートの切れたWindowsXPの入ったPCを利用しており、2台はLinux Ubuntuを利用している。2007年頃にオーストラリアから10台程度のPCが寄贈されましたが、管理者の不在により老朽化が進んでおり、生徒がPCを使える環境になかったものを修繕して上記の状態になっています。本来Grade9からICTの授業が望まれているが、現状PCの不足によりGrade11,12の生徒に限定して利用させている。授業も一つのクラスを3つ程度に分割して行っている。授業時間外の利用では3〜4人で一台のPCを共用するという状況もしばしばである。インターネット環境は、現地の民間会社と政府によるプロジェクトの適用順を待っています。

PCの利用方法、環境の整備などに熟練した人材を育てることが求められており、そのためにまずPCに触れる機会を増やすための台数を確保することが必要であるが、まず生徒数に対してPCが全く不足しています。昨今のICTの世界的普及により、ここパプアニューギニアでも携帯電話、タブレットなどの利用が増えており、生徒、教師共に、ICTの利用には多大な興味を持っています。ただ、経済発展により格差が広がっており、PCを所有できるか否かが分かれているのが現状です。ICTの教育機関への導入が初期段階であることから、指導者、管理者不足によりPC利用環境の整備がままならないでいるため、そのための人材育成も急務という状況です。

 

日本から用意したパソコン

富士ゼロックス株式会社より寄付していただいたパソコン40台をパプアへ送りました。

 

現地での使用状況について

クラス1つあたりの生徒数は40人程度であり、40台のパソコンが届いたおかげで授業中は1人1台を稼働させることができています。また、現状図書館の一角にあるスペースを活用し、2015年1月にはPCを擁する新たな建物をPCラボとして建設予定です。
1日あたり利用状況としては、Officeを利用したハンズオンの授業を生徒数を拡大して行っていますが、ローカルネットワークの整備が整い次第、ネットワークの授業を導入、また、KA Liteというツールを利用して数学や理科などの他分野の自己学習を行えるようにします。また、インターネット環境が整備され次第、ネットを利用した調査、Emailなどの授業を行います。
授業用のテキストについては、JOCVが資料を自作して各PCにコピーして利用しています。そのテキストを閲覧しながら生徒自身が操作方法を学び、わからない所があれば教師に質問するという形式をとっています。

PC指導者はJOCVの隊員と、PCの基本的な操作方法を知っている数学教師が授業をサポートしています。なお、2015年1月より新たなICTの現地教員を1名採用予定で、ICT教育・環境整備ともに資料作成を行いつつ現地の教員に技術移転を行っています。故障などのトラブル対応には専門の人員が必要ですが、現状トラブルが起こった場合は州政府のサポートのもとに、修理業者を使うこともできます。2015年1月以降は、ICTの教員を採用してより実践的な技術の移転を行い、教師、生徒によって簡単なトラブル対応ができるようにします。

 

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