e-Educationの紹介

e-Educationプロジェクトは映像授業を活用した教育事業を通じて、全ての若者が可能性に挑戦できる世界の実現を目指しています。現在7カ国9地域で展開されており、インドネシアでは、「ボーダーチルドレン」と呼ばれる教育を受けられない子どもたちに教育を届けます。具体的には、現地の小学校6年生の年齢層に対し映像授業を提供し、卒業試験突破を目指していきます。

 

現地から届いた寄贈の依頼

インドネシアは人口が2億4000万人と世界第4位で、島の数が1万以上もある国です
そんなインドネシアはマレーシア、パプアニューギニア、東ティモールの3つの国境に接しています。そして、これらの国境全てで出稼ぎのために国境を渡る人たちがいるのです。これは日本では考えられないことなので、ピンとこないかもしれませんが、その数は実に4万人とも言われています。

彼らの子どもたちが教育を受けられていないという問題があります。そこで僕がこの国で取り組むプロジェクトはそのような「ボーダーチルドレン」に教育を届けるというものです。具体的には、現地の小学校6年生に対し、映像授業を提供し、卒業試験突破を目指していきます。インドネシアには卒業試験なるものがあり、それに合格しなければ中学校に進むことができません。

その卒業試験の中身はマレーシアにいてもインドネシアのもの。僕のプロジェクトはジャカルタで有名な先生の授業を撮影し、マレーシアに持ち込み、ボーダーチルドレンに向けて放映するというものです。

 

日本から用意したパソコン

個人の方々から寄付していただいたパソコンを3台を寄贈しました。2013年5月に国内でe-Educationの担当者の方にパソコンを渡し、直接インドネシアのプロジェクトエリアに届けてもらいました。現地にある1台のパソコンと計4台が稼動しています。

 

現地での使用状況について

今回は16人のクラスの内、選抜した8人の子どもたちに対して、現地にある1台のパソコンを含め、計4台を使ってDVD授業の提供をしています。無事、8人の生徒たちにPCを通したDVD授業を提供できています。PCの状態も良く、問題はありません。
8人全員がパソコンを家に持っていない生徒たちでして、最初はパソコンの立ち上げ方もわからない子たちばかりでした。それが現在は自分で立ち上げ、自分で動画を見る準備をし、わからないところは巻き戻して見ることが出来ます。

生徒たちはパソコンが非常に楽しいようで、いつも終わりの時間がくると「もっとパソコンをいじっていたい」という声を聞きます。将来、パソコンが使いこなせるのと、使いこなせないのは大きく差が出ると感じます。小学生の時にパソコンに触れ合う機会があるのとないのとでは、こういった所にも影響するのではないでしょうか。

直近の予定ではDVD授業を受けていない残りの8人にも授業を提供する予定です。2013年5月22日に授業の再スタートの予定です。将来の予定としては学校のカリキュラムにこのDVD授業を組み込むことです。DVD授業だけでなく、インターネットを通してデジタルデバイドの是正もできたらと思います。例えば、今日本が行っているように学校のカリキュラムにワードやエクセルのカリキュラムを組み込むことです。

  • 私たちと一緒に活動する