日本カンボジア交流協会の紹介

日本カンボジア交流協会(JCIA)は、カンボジアで、地方の身体障害者の方を中心に職業訓練を行っております。職業訓練センターでは、バイク修理、電気製品修理、裁縫、ITの教育コースを提供しており、1年間のトレーニング後、各自の地方に戻って就業につなげる支援を行っております。また、JCIAでは寄付のみに頼らないNGOの在り方を目指し、地域の人々に対して文章の作成代行業務を行う新サービスを検討するなど、現地スタッフと共に知恵、意見を出し合い自立した運営を目指した取り組みをしております。まだまだサービスは始まったばかりですが、上記のようなサービスは現地スタッフの発想から生まれたもので、これから出てくる問題や困難にも、自ら解決していく事が出来るようにJCIAはバックサポートをしています。

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現地から届いた寄贈の依頼

カンボジアでは首都プノンペンといえ、まだまだインターネット環境は未整備な場所が多いですが、今後は経済成長と共にインターネット環境の整備が進み、コンピュータ関係の仕事も増えることが予想されております。同時に、IT 技術格差、いわゆるデジタルデバイド を少なくする取り組みが必要と考えております。JCIAでは、若者の就業支援、パソコンを学習する機会のない貧困な子供たちを対象としたIT教育強化を目的に、新たなPCを導入したいと考えていました。

 

日本から用意したパソコン

2013年4月に、JCIAのスタッフからの要請により、この訓練センターに10台のノートパソコンを寄贈しました。PC の環境はデスクトップPC が5 台程度だった頃に比べ、他団体からの寄付も合わせて、ノートパソコンは30 台に増えました。

 

現地での使用状況について

現在は、寄贈したパソコンを活用して、タイピング、Excel、Word等を訓練に加え、生徒たちを対象としたパソコンの貸出しサービス、地域住民を対象としたインターネットカフェサービスを開始し、より多くの方々にパソコンやインターネットに触れる機会を多く提供をし始めています。
パソコンやインターネットに触れる機会が増え、先生や子供たちはより充実した訓練センターになったことを喜んでいます。特に、パソコンの数が充実したことにより、新たな教育支援サービスが可能になり、現地スタッフのモチベーションが上がりました。

先生は個人個人に丁寧に指導します。先生自身のITスキルは決して高くはありませんが、凄く優しい親切な先生なので生徒達には大人気です。また、コンピュータークラスでは生徒が好きな時間に学校に来て、好きなだけレッスンを受けます。今後の課題は、IT教室の生徒を現在の20人から30人に増やし、コンピュータの稼働率を増やす取組みと、コンピュータを活用したサービスを含めた収益を上げ、持続的な施設運営の形を作り上げることです。同時に、現地教師のITスキル不足の改善が課題で、現在、1週間に1回の課題を教師に与え、ITスキル向上に取組んでおります。また、カンボジア現地では、コンピューターソフトの不正利用が氾濫していますので、ITリテラシーの教育にも取り組んでいきます。

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