学校の紹介

ジョン・ポールⅡ リーダーシップ&IT大学は、マラウイの首都リロングウェから南へ200kmに位置する都市ブランタイヤの南方、ミチル山の山腹にある短期大学です。IT、グラフィックデザイン、会計などのコースがあり、約400名の生徒が在籍しています。ITコースでは資格取得を対象にした学科授業が中心になっていますが、近年では卒業後の実務に役立つプログラミングやアプリケーション開発などの実践的な授業を増やすことを目指しています。

 

現地から届いた寄贈の依頼

新しく導入されたモバイルアプリケーション開発の授業では、実践的なスキルを習得するために生徒が実際にパソコンを使用してアプリケーション開発の実習を行うことが必要でした。実習環境の構築を試みたところ、教室のデスクトップPCは不具合が多く、開発したアプリケーションの動きを確認するためのデバイスも無い状況でした。

 

日本から用意したパソコン

富士ゼロックス株式会社と個人の方々より寄付いただいたパソコン10台と、富士ゼロックス株式会社から寄付いただいたタブレット端末8台を寄贈しました。2016年8月に日本よりマラウイに送り、9月より活用されています。

 

現地での使用状況について

寄贈前は、教室のデスクトップPCが古いタイプのため開発に対応しておらず、稼働を確認するためのデバイスも個人のものを使用せざるを得ない状況でした。結果、不具合の調査ばかりで実習自体ほとんど進められない状態であり、講義が中心の授業となっていました。
寄贈後は、ノートPCとタブレットを活用することで実習を満足に行うことができるようになりました。停電の多い時期でもバッテリー搭載のノートPCであるため作業に専念することができています。現在は学生は数名のチームに分かれ、それぞれが自国の人にとって必要なモバイルアプリケーションの企画・開発の実習を進めています。スマートフォン、タブレットなどのモバイルデバイスはここマラウイでも急速に普及しており、アプリケーションを使用する機会は増えています。この授業をきっかけに、ITの領域で現地の人が、自分たちにとって必要なものを考え、取り組む術を身につけていってもらえることを期待しています。

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