Socio Lite Foundationの紹介

Socio-Lite Microfinance Foundation(以下:ソシオライト)はミャンマー・ヤンゴン近郊のマイクロファイナンス機関です。2011 年に創業、現在は 3 町村で約 10,000 人の貧困層にマイクロファインス(融資・貯金・保険)を提供するとともに、特に貧しい家庭の子ども 2,000 人に奨学金を提供して義務教育に通わせています。

 

現地から届いた寄贈の依頼

貧困率が 27%の同国において人口の 8 割以上が公式な金融サービスにアクセスできず、特に貧困層は時に月利 100%を超える高利貸しを利用せざるを得ず、貧困削減の大きな障壁となっています。貧困削減の国家戦略の一環として、2011年末にマイクロファイナンス(以下:MF)法が整備され、3 年弱の間に200近いMF機関が誕生したがほとんどの機関がまだ創業期であり、貧困層へのMF浸透率は 5%に過ぎず、MFの需給ギャップは10億ドルとの報告もあります。また法制度や監督体制も整備の途上にあり、MF 機関の社会的経営の確保と健全な業界の発展が今後の課題となっています。

ソシオライトでは現在、手作業と紙台帳(一部表計算ソフト)によって 10,000 人の顧客情報・口座情報の管理と年間15,000 件の融資管理を行っているが限界を迎えており、サービス拡大の大きな障壁となっており、業務の全面 IT 化への強い要望があるものの資金不足により PC の全面導入に至っていません。

業務の全面 IT 化により、効率性・利益率を向上させ、金融サービスの貧困層へのリーチ拡大を加速化する事で貧困層の金融アクセス改善を図り貧困削減に寄与することができます。また、経営情報や財務的目標の分析が可能となり経営の持続可能性と健全性を確保することができると同時に、顧客の生活レベルの向上や貧困層へのアウトリーチなどの社会的目標が可視化されるほか、適切な融資判断、監督官庁への正確な報告なども可能となることで、社会的経営マネジメントを意識した運営を継続的に実施する基盤をつくることを目指します。

 

日本から用意したパソコン

富士ゼロックス株式会社より寄付いただいたパソコンを50台を寄贈しました。
2015年3月末にミャンマーのヤンゴンに到着し、その後ソシオライト財団に50台が運ばれました。


 

現地での使用状況について

2015年4月に早速パソコンが導入され、既存の紙台帳での業務を順次エクセルとワードに移行していきました。寄贈前はフィールドオフィサー35人でデスクトップパソコン1台を使うという状況でしたが、40人に1人1台ずつ支給することができるようになったことで、業務が大幅に改善され貧困層へのアプローチも加速することができているようです。これまではマイクロファイナンスを待っている貧困層へ融資を届けることが最優先で、IT投資に資金やリソースを回す余力はなかったのですが、今回の50台の寄贈によって念願だった業務IT化への第一歩を踏み出すことができました。

  • 私たちと一緒に活動する