Tulay sa Kinabuhiの紹介

寄贈先は、フィリピンのセブ州タリサイ市沿岸部の現地住民が2013年夏におこした自助組織「Tulay sa Kinabuhi」となります。NPOハロハロとは自立支援事業を通して約5年前から交流があり、現地のリーダー的人材も現地ボランティアも日々成長し続けている活発な地域貢献団体です。
この現地自助組織の行う教育支援と自立支援事業の一環としての利用を考えており、PCの主な利用者はタリサイ市沿岸部地域の小学生〜高校生、大学生およびその父母を予定しています。学生たちは学校の課題のリサーチや教育サポートでのPC教育に使用予定。父母たちには自立支援事業として、エクセルなどを使用した金銭管理をはじめとした、PCスキル(word、エクセル、HPなどの作成、広報ツールとしての利用、インターネット調査の仕方など)を身につけ仕事の機会につなげていこうと計画しています。PC管理者は現地自助組織の代表でもあるグレマーとなります。

 

現地から届いた寄贈の依頼

寄贈予定地域は、貧困層や移住者が寄り集まってスラムに生活しています。タリサイ市の対象事業地約120世帯の主な職業は漁師や自転車タクシー運転手、建設関係その日暮らしの不安定な収入に頼っており、家計が1 日1.25$以下(家族一人あたり)の生活を送る貧困層にあたります。現金収入を求め地方から出て来たものの仕事の機会がなく、これらのスラム地域で将来のない生活を過ごしている住民が大半で、また経済的な理由から学校に通えない子供も多く高等教育に進学する機会はほとんどありません。このようなスラム地域の貧困の連鎖を断ち切ることをめざし、当ハロハロは現地の人々とともに一番のニーズでもある「安定的な仕事の機会」づくりを支援し安定的な地域住民の収入向上を目指しています。当団体と当該地域は代表成瀬により5年前よりパートナーシップを築いており、人材も育くまれ、自助組織のスタートなど現地による主体的な活躍が目覚ましいのですが、最も欠落しているのが資金です。当ハロハロも現地組織も「思い」のもとに人々が集まっている団体であって大きな資金をもって活動しているわけではありません。そのため、企画している支援事業(教育、食料、自立支援)においても安定した資金調達が重要な課題となっています。資金がないために、支援活動をはじめるための備品なども未だ充実はしておらず、とくにPCは教育そして自立支援事業の要になるものと考えており、現在は壊れた1台のPCをなんとか共有していますが、きちんとしたPC環境があれば、教育支援事業として子どもたちがPC操作を学ぶ機会、父母たちに自立支援事業として学ぶ機会につながり、これからの未来につながると考えています。
要望の声としては、子どもたちからは学校の課題でリサーチの宿題が出るのだが、PCを持っていない、インターネットカフェはお金がかかるため行けない、のでその課題の授業を休んでしまう、という声が出ています。そうなると授業に遅れていく子どもたちは、ますます学校に行きづらくなり、ドロップアウトの1要因になっていると考えられます。
また、大人たちからはお金の計算などができるようになりたい、自分たちの自立支援事業を世界に発信していきたい、という声が出ています。PCがあれば、excelなどを使った金銭管理技術を覚えたり、広報ツールに使用していくことが可能です。またPC技術を身につければとくに若い人々にとってはその後の仕事の機会に広がる可能性が高まっています。

 

日本から用意したパソコン

2013年12月にGap Japan株式会社より寄付してもらったパソコン3台をリユースし、航空便で現地まで運びNPO HALOHALO代表の成瀬悠さんに手渡しで届けました。

 

現地での使用状況について

タリサイ市沿岸部の子どもたちには、PC寄贈により充実した教育支援のもとに、学校を休む子どもが減り、子どもたちの学習意欲が高まり、地域の就学率があがることを目指しています。
タリサイ市沿岸部の父母に対しては、PC寄贈により充実した自立支援事業を諮り、PC技術を持つ大人が増え、人々が金銭感覚を養い、広報能力を高め、現地自助組織の組織力向上と持続可能性の向上を目指すとともに、このようなスキルを人々が持つことで仕事のチャンスが広がり、就業率や収入が向上することを目指しています。

 

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