YouMe Nepal Trustの紹介

Youme Nepal Trustは、ネパール人留学生が母国の子どもたちに質の良い教育を提供したいという思いから2012年8月に結成されました。ネパールの農村部には、十分な数の学校がありません。そのため、生徒たちは1~2時間ほど歩いて学校へ通っています。 また、カーストの低い層の子どもたちが学校に行くことができなかったり、家事を手伝わなければならないため女子の生徒数が少ないことも深刻な問題です。現在は全てのネパールの子どもたちが教育を受けることができるよう、現地の住民たちと一緒に学校建設、そして学校運営をしています。

 

現地から届いた寄贈の依頼

コタン県のドルシム中高等学校では、これまでSLC(中学校修了試験)に合格した生徒はいません。昨年も70名が受験しましたが、一人も合格しませんでした。毎日授業がきちんと行われているわけでもなく、子供たちは十分な学力はついていません。親たちも、子供たちも修了試験はあきらめているという状況でした。
昨年8月、ユメネパールトラストのライ君が村に行き、この問題について先生、村人、教育委員会の人たちと話合いました。 「これは大きな問題です。今年度試験を受けることになっている56人のうち何人かでも合格できるようにしたい。」このときから、親たち、村人の教育に対する意識が少しづつ変わってきました。

 

日本から用意したパソコン

今回はギャップジャパン株式会社よりいただいたパソコンを10台を寄贈しました。2014年2月にジョイン教育支援の会へ発送し、そこから現地の団体に届けてもらいました。

 

現地での使用状況について

パソコンはネパール東部のコタン地区にある2つの学校に届きました。当初はDurchhim中学校のみに贈られることがでしたが、近隣の学校からの強い要望により、下記の2つの学校に贈られることになりました。
1. Durchhim中学校
2. Halesi中学校

どちらの学校も、それまでパソコンはありませんでした。ですが、生徒も先生もパソコンを受け取ったことを非常に喜び、そして驚きました。そのパソコンが日本製だったからです。どちらの学校も、1人の先生に対して、パソコンを教えること・パソコンを管理することに対する責任を課しました。しかしどの先生もパソコンを使えなかったため、YouMe NepalのTulsi Ramtelが各担当の先生に1週間トレーニングを行いました。その後、その2人の先生は、その地方の中心部であるDiktelにて更なるパソコントレーニングを受けました。
電気に関しては、Halesi中学校は1日に約6時間の電気供給があります。十分ではないものの、全く無いよりはましです。対してDurchhim中学校には電気供給が全くありません。幸運なことに、1人の学校関係者が、パソコンの電源のためにソーラーパネルを学校に寄付してくださいました。私達のNPOのメンバーであるTulsiは、現在もこの地区で状況を見守り、生徒がパソコンを適切に扱えているかを確認しています。
Durchhim中学校ではパソコン教室を開始するプロジェクトが進んでいます。このようなネパールの辺境の地域、ドルシム地区ではまだパソコンを使っている人は誰もいないところで、日本のパソコンが6台入り、授業が始まることは画期的なことなのです。

 

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