パソコンをリユースするという取り組みから、3種類のワークショップや研修を作り出しています。
例えば、ボランティア週間があるけど会社から遠い場所までは社員が行けないというような場合、会社の中でパソコンをリユースするというボランティア活動を行うことで、1日1時間からでも社員が参加することができます。そして、そこでセットアップしたパソコンを海外の学校で活用することで企業の社会貢献活動につなげます。また、土日の家族イベントという形でも実施することができます。
リユース作業を通じてモノの仕組みを理解し、さらにそれを分かりやすく伝えることを考える機会を提供することもできます。パソコンのセットアップ工程でいくつかのエラーを仕込み、その原因を追究して解決する過程で、HDDやメモリ、CPUといったものの機能を理解します。そして、それらが組み合わさって何が起きているかという状況を、何か別のものに例えて説明してもらうことで、人に伝えることの重要性を認識してもらいます。これをチームで行うことで、チームワークを向上させることも狙いとしては含まれており、和気あいあいとした雰囲気でお互いの特技を知ることができます。新卒研修など、特にお互いのことをこれから知るという時期に実施すると有効です。