企業向け ワークショップ・研修 日本の真ん中から世界のリアルを想像してもらう 毎日当たり前に使っているインターネットを自由に使えない人々は世界に何人くらいいるのだろうか。それ以前に、電気を使えない人々はどんな生活を送っているんだろうか。パソコンやスマホを1時間使ために必要な電力量はどれくらいだろうか。そして、自分でそれを作ろうとしたらどうやってできるのか・・・これまで生きてきた中であまり考えてこなかったことというのは、それを不自由なく使える環境で生きてこられたという証でもあります。その環境を前提としない場所で生活している人々のことを想像できるようになった時、世界を見直そうとするマインドが生まれます。東京の中心地にある大企業、そんな場所で社会人として働く若者や大人達の “当たり前” に刺激を与え、新しい視野と視座を獲得してもらうことが研修の主目的です。 事例1) パソコンのリユース パソコンをリユースするという取り組みから、3種類のワークショップや研修を作り出しています。例えば、ボランティア週間があるけど会社から遠い場所までは社員が行けないというような場合、会社の中でパソコンをリユースするというボランティア活動を行うことで、1日1時間からでも社員が参加することができます。そして、そこでセットアップしたパソコンを海外の学校で活用することで企業の社会貢献活動につなげます。また、土日の家族イベントという形でも実施することができます。リユース作業を通じてモノの仕組みを理解し、さらにそれを分かりやすく伝えることを考える機会を提供することもできます。パソコンのセットアップ工程でいくつかのエラーを仕込み、その原因を追究して解決する過程で、HDDやメモリ、CPUといったものの機能を理解します。そして、それらが組み合わさって何が起きているかという状況を、何か別のものに例えて説明してもらうことで、人に伝えることの重要性を認識してもらいます。これをチームで行うことで、チームワークを向上させることも狙いとしては含まれており、和気あいあいとした雰囲気でお互いの特技を知ることができます。新卒研修など、特にお互いのことをこれから知るという時期に実施すると有効です。 ボランティア活動 富士ゼロックス と ANAグループ リユースイベント スタンダードチャータード銀行 新卒研修 シスコシステムズ合同会社 事例2) 自分で作った電気で自社製品を動かす 主にメーカー向けにはなりますが、「自分達で作った電気で自社製品を動かせるか?」ということをテーマに、実際にソーラーシステムを組み立てて電気を作る研修を行いました。そして、作った電気で自社製品を動かし、実際の使用電力なども計算しました。この経験を通じて、自社製品を深く理解し、より少ない電気で動くための改良点を見つけるなど、新しい視点をそれぞれの参加者が得ることができます。また、技術職と営業職という職種の違いを超えて、都会の真ん中にいながらも非電化地域のことなどを想像し、自分達にどんなことができるかということを考え続ける人材になってもらえることを期待しています。シスコシステムズ合同会社で新卒研修として実施しました。 研修に参加するシスコ社の新卒の方々。技術職と営業職が混ざったチームで電気作りを行い実験した。 Tweet Share Hatena RSS