私たちが変えたい世界
もしあなたが世界の僻地で生まれたとしたら、今と同じような価値を発揮できているでしょうか。
水を得るために遠くの井戸まで汲みに行かないといけない国と水道をひねれば出てくる国、火を使うのに薪を使わないといけない国とガスを使える国、国という単位で見ても世界のどこに生まれるかで大きな差があります。
私たちは活動を通じて、どんな場所に生まれても子ども達が自分の価値を発揮できる世界の実現を目指しています。
世界中の子ども達に、良質なインプットとアウトプットの機会を創りたい。私たちが考える教育の根底がそこにあります。自分がどんなことに興味を持ち、何を実現したいかということを見つけた上で、そのために必要なスキルや知識を吸収し外へ向かって発揮できるような世界が実現したら、きっとみんなが地球に生まれてよかったと思えるのではないでしょうか。
私たちが行う活動とその意義
2012年に活動を始めて10年間やってきたことは、世界中の子ども達がインターネットを自由に使ってインプットとアウトプットができる環境を構築することでした。インターネットを使えるか使えないかが、教育機会のみならずその後の人生にも多くの格差を生み出すと考え、その格差を埋めるための活動を主に実施してきました。
その過程で、世界中の子ども達がインターネットを自由に使えるようになった後のことを考えるようになってきました。その時、子ども達は本当に豊かで幸せな生活を送れているのか。今のうちに子ども達のためにできることはもっと他にないのか。
持続可能な生活を創っていくための教育を
2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)も含め、今後私たちがこの世界で生きていくためにやらなければいけないことがたくさんある。