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メヘバ難民キャンプ / ザンビア

メヘバ難民キャンプの紹介

ザンビア北西部州カルンビラ群にあるメヘバ難民キャンプ 1971年にUNHCRによって開所された。1982年にザンビア政府へ移管されたあとも、多くの近隣の難民を受け入れている。国内最大の難民居住区の1つであり、正式名称をメヘバ難民定住地(英語名 Meheba Refugee Settlement)という。

メヘバAプライマリースクールはメヘバAセカンダリースクールの隣に建設されており、グレード1~9までの約800名の学生が在籍している初等学校である。同地区では最も歴史が古く1972年開校である。隣のセカンダリーと比べると、難民の学生の数が格段に多い。ただし、近隣に住むザンビア人の学生も通っていてその学生のほとんどが難民である。学費は1ターム30クワチャ(約300円)ほどだが、それさえも払えずに学校に来なくなる生徒も多い。一名の小学校教育日本人ボランティアがメヘバAプライマリースクールに在籍している。

現地のニーズとアクション

非電化地域であるメヘバ地域内では、電気を作り出す手段としてジェネレータとソーラーシステムが使われている。ただし、ジェネレータは、本体とガソリンが高価なため使用している住人はわずかである。ソーラーはかなり普及してはいるが、どれも精度が低いものばかりで携帯の充電、裸電球数個をまかなう程の電力しかうみだせていない。

現在、時間限定(17:00~22:00)で、ブロックAの学年寮、教員用コンパウンドの電気をまかなうために巨大ジェネレータを、学校側が稼働している。だが、学校の始終業時間は7:00~14:00のため、以前までは授業時間内に電気を用いたICT教育を行うことはなく、通常授業では理数科教員が座学のICT教育を行っていた。国家試験では実技の試験もあるが、一度もパソコンに触ることなく試験を受ける生徒も少なくない状況であった。

そこで、ノートパソコン20台、ソーラーシステム1セット、プロジェクター、iPadを学校に導入した。これにより、通常授業内でパソコンを用いた実技のICT教育の実施が可能となった。

実際の活用の状況について

通常授業でデスクトップ15台、ラップトップ20台のパソコンを一度に稼働し、35人の生徒に一人一台のパソコンを一度に使用可能になった。これにより、週に22コマ、Grad 8, Grad 9、の6クラスの実技授業、1コマ40分のパソコンを使用した実技授業を行えるようになり、一日に約4コマから6コマをバッテリーに溜まった電力で約3~4時間の連続授業ができるようになった、プロジェクターで視聴覚教材の使用も可能になり、授業の質が高くなった。

その他、PCラボの空き時間に他教科教員がPCラボのソーラー電気を使用し、プロジェクター、パソコンを使って他学年の生徒にICTを活用した特別授業を展開している。プレゼン大会に向けた生徒のプレゼン練習等にも活用している。


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